あまり内面が語られないからこそ、端々に出る情報が気になってしまいます。見えそうで見えない秘密は蜜の味! というやつです(YOASOBIの「アイドル」、いいよね)
〜好きなシーン〜
(7巻76ページ)
一目でわかる「こいつはやばい」感。顔といいテンションといい芝居がかったポーズといい台詞といい、最高すぎる。相手のことを見ているようで見ていない瞳。愛想が良いようで芯は冷酷。
一番好き、というか私が完璧に落ちてしまったシーン。
(8巻8ページ)
からの、
かわいい……。
この時、勇は怪我をした仲間の治療費を払うために闇医者の所で働いていました。
その闇医者を長谷川伍長と満洲国警察の凡さん、その他部下たちが突撃します。彼女の返答に納得できず、鎌をかける、という場面です。
それまでもいいキャラしてるな〜と思っていたけど、足こんこんやって考え事した後に口おさえて「うふふ〜」って笑う可愛い姿を見て本格的に好きになりました。
笑顔はもちろん、足こんこんがポイント高いです。素でやっている気がして。たぶんこの足こんこんタイムに次の自分の出方を整えていたのでしょう。
そしてニコニコ可愛い笑顔からのペンチガチガチのふり幅が最高です。
さらに好きになったのが、「パパでちゅかー?」のシーン。
(背景が不穏すぎるんよ。8巻126ページ)
勇を探らせるために妻子を人質にとり、スパイとして潜らせた相手の電話にこのふざけたノリ。
サイコパス過ぎます。だがそこがよいのです。
そのうえ、軍刀で幼女のほほを切りつける!
「わああああ!! お父さああん!!」
「パパでちゅかー?」はそそられたけど、幼女傷つけるのはさすがにあかんぞ!
イカレサイコ野郎としては完璧で、めちゃくちゃ好きになってしまいましたが、ここまでされると、今後何があっても人間らしさに同情させられることはないだろうなと思っていました。中途半端にそういうのを出されても、冷めてしまいそうで、長谷川伍長にはぜひずっとこのノリで変態をきわめていてほしいと思っていました。
そう、途中までは。
〜伍長が人間になっちゃう〜
話は進み、勇の仲間の「リン」という少女が、長谷川伍長率いる憲兵に捕まってしまいます。
リンは優秀な知能と能力を持ち、また勇に恋をしています。
余談ですがリンを仲間にするところ、どうやっても強引になるよなあと思ったら、まさかのラブコメにするところ、面白かったです。「好きになっちゃった」以上に、シンプルで説得力のある事柄はないですものね。
リンはスカベンジャーの娘という拷問器具を使われることになります。
即痛めつける拷問ではないのは、「敬意の拷問」だからというのでした。
これは体を固定することで、血の巡りを悪くして全身に血栓を作りうっ血させるという地味ながらも恐ろしい拷問器具です。
じわじわと苦痛が蓄積するうちに、心変わりの猶予を与えようというのです。
「ロンドン塔から生まれた美しい娘の一人」という言い回しが素敵です。
ちなみにもう一人はエクセター公の娘だと思われます。
長谷川伍長は、拷問に耐えるリンに向き合います。聡明な彼女がなぜ勇のためにそこまでするのかが気になるようです。
ここで屈指のサービスシーンが発動ッ。
おもむろに帽子と眼鏡を取った!
あの、マガポケの感想コメントで散々「変態メガネ、サイコメガネ、拷問メガネ(等等)」言われて名前を呼んでもらえない長谷川伍長が、眼鏡を外すだと……!?
しかも、美形。圧倒的、美形。
いや、眼鏡と帽子があっても美形なんだろうなというのは伝わっていましたが、まさかこんなサービスを彼がするとは思っていませんでした。
彼のイケメン具合はぜひ、直接漫画でお確かめください。
「…私は…人を愛したことがありません。両親ですら憎しみの対象でした」
「愛などという得体の知らぬ感情に……なぜそこまで命を懸けるんです?」
こともあろうか、リンに愛について問いかけ始めた……ちょっと悲しい過去をのぞかせてきた……。
ちょっと待て!!
こんなことをされてしまっては、私が長谷川伍長がイケメンだから好きになったみたいではないですか!?
いいんだよ、伍長はイケメンや悲しい過去なくたってニコニコ可愛い笑顔で仕事しててくれたら。
正直、この時私は、眼福だとは思いつつも複雑な心境でした。
長谷川伍長には、こういうサービス求めていなかったなあ、と。
もし眼鏡が取れるとしたら、殴られて吹っ飛んでとれるとかそれくらいがちょうどよいと思っていました(なお殴られても爆発しても伍長の眼鏡は取れなかった。強い)
ただの変態鬼畜眼鏡かと思ったらガチで国の為に仕事がんばってたのね。
伍長には、根っからの変態拷問マニアの鬼畜眼鏡でいてほしかったけれど……。
今後、伍長のハァハァを見ても、演技なのかなと思って純粋に楽しめないじゃないか。
だからといって冷めるということはなく、これはこれで良しと思って先を読み進めました。
これからは実は少し正気だけどそれはそれとして国の為にお仕事頑張っている長谷川伍長を楽しもう。
ところで、伍長が帽子と眼鏡をはずした理由とは何でしょう。
眼鏡とると逆に視界悪くなると思うんだが……いや顔を見たくないから外すのか?
長谷川の場合伊達メガネかもしれない? 焼き鏝とか火の粉散って危なそうだし。
もっと後を読むと、入隊初期から眼鏡だったので、おそらく伊達ではないのでしょう。
では眼鏡ユーザーが眼鏡をあえて外す理由とは何でしょう。
素顔を見てほしい。素顔の自分で本音で話をしたい。
リンへの敬意として身に着けているものを外した。
このあたりの心境な気がします。帽子も同じ。敬意を示すのと、本音の自分で向き合いたかったから。
長谷川伍長の問いに不敵な笑みで答えるリン。
「愛とは行動よ 愛のために命を懸けるんじゃない 命を懸けることが私の愛よ……!」
長谷川伍長は、リンに拷問官としての敗北を認めました。きちんと敗北を認められるところは格好いいです。
尋問のシーン、両親が死んだことは悲しむけれど、両親に売られたことには一切言及しないリンに健気さを感じます。
きっと今でも売られたことを受け止め切れていないのだろうし、そうだとしても恨みたくないのだろうなと。
リンには尋問も拷問も通じないことを悟った伍長は、凡さんに「始末」を命じます。
「…日本人の始末を頼むのは初めてですね それも女 大丈夫ですか凡さん?」
「……はい」
「さようなら、強き女(ひと)よ」
作中でリンのことを「子供」ではなく「女(=対等な人間)」と表現しているのって、伍長だけでは。ちょっとエモい。
初登場時に拷問していた女に対しては「この中国人はね悪〜い子なんですよ」と言っています。
場合によっては大人相手でも「子」なんて言う伍長殿が、13〜14歳くらいのリンを「女」と表現する。
本当にその聡明さに敬意を払っているのでしょうね。断言する、リンがあと5歳年をとっていたら絶対伍長は惚れていた(でも始末はする)。
だからこそリンが少女であるのが作品的には良いのでしょうね。
一方、凡さんはリンを「妹(=子供)」に重ねて殺すのをためらった。それはそれで尊い。どんなに優秀でも子供が子供扱いされているのは安心します。
リンの拷問と並行して、闇医者の尋問に移る伍長。
酒場ではテーブルに腰掛け、尋問室では机に脚を投げ出し……伍長、けっこうお行儀が悪い。華奢でしゃべり方も敬語なのに、尊大なふるまいをするところも好きです。
まずはお酒でもてなしながら下手に出て、優位になった瞬間に脚を投げ出して上下関係をわからせる。というさすがは拷問のプロという完璧なムーヴです。
なんやかんやあって主人公一行とカーチェイスをすることになります。
そして、91話。
カーチェイスに失敗し、凡さんと伍長の載った車は壁に激突。大破・爆発してしまいます。
主人公陣からも「あれで生きているとは思えない」と。
しかし、長谷川伍長は生きていました。
凡さんが覆いかぶさって守っていたのです。
伍長が目を覚ますのを見届けてから、体をどかし倒れる凡さん。
ぼろぼろの凡さんを見て、無言で起き上がる時の伍長の横顔がたまらなく好きです(10巻162p)。こういう絶妙な表情が描けるってすごいです。無表情なのに感情がひしひしと伝わってきます。
「覚えてますか凡さん 初めて会った日のこと」
「家族も大切なものもない我々は 国を守るためにこの命を捧げよう」
「そう誓ったことを・・・・覚えてますか」
「・・・・・・お疲れ様です 凡さん」
「地獄(そっち)でまた会いましょう 日方勇を捕らえたら私もすぐ向かいます」
自分たちが地獄行きなのはわかっているし、国のために本当に覚悟を決めているし、それでも勇を捕らえたら自殺したいと思うくらいには弱ってしまったんですね。
ここまでくると、さすがの私も心を動かされました。
長谷川の素顔なんていらない! 悲しい過去なんていらない! とどこまでも変態鬼畜眼鏡としてコンテンツ消費しようとする私の残酷なファン心理に、あくまで「いいやこいつは人間だ!!」と突きつけきった展開、良かったです。
人を愛するという感情がわからないといった伍長。
リンには「孤独な憲兵さん」と呼ばれた伍長。
「この世は愛でできている」と、西洋の歌を聴きながらうそぶいていた伍長。
「愛がわからない」と言いながら、本当はずっとそれが何なのか知りたかったのかもしれません。
そして、身をもって知ったことでしょう。
凡さんの行動こそが「愛」だと。そして、それを悼む自分の心にも「愛」があったと。
今まで理解できなかった「愛」を利用していろいろな人間を拷問してきた彼です。
それに気づいたから、勇を捕らえた後の自害を決意したのかもしれません。
リンと凡さんが、長谷川伍長に愛を教えてくれたんですね。
回想シーンでの笑顔。拷問時のニコニコ笑顔と一緒だけれど、きっと内面はもっと屈託のない純粋なものだったのでしょうね。緊張している凡さんに、鬼上官をからかうようなジョークでもこっそり言ったのでしょうか。
自衛隊でもそうですが、新兵時代に同じ釜の飯を食った仲の相手は、一生続くくらいの絆になるそうです。
凡さんの初登場シーン。
拷問した相手の骨という骨をボキボキに折っている姿に、伍長のツッコみ。
「それはやりすぎでしょー!! 相変わらずですね凡さん!!」
ブラックジョークみたいな場面でしたが、最後まで読んでから見ると見え方が変わります。力加減ができないであろう凡さんに、拷問という特技を与えて居場所を守ってきたのでしょうね。
「大丈夫ですか?」
「助けが必要ですか?」
という確認も、ラストを見るまでは、「まさかこんなことで躊躇したり助けを求めたりしないよな?」というプレッシャーに感じていました。しかし本当は、純粋に、友人の視点から、凡さんを気遣っていたのでしょう。
伍長がずっと凡さんに敬語でしゃべるのは、武骨で不器用な凡さんがよそで失敗をしないように敬語をくせづけるフォローをしていたのかもと思いました。
そんな風にいろいろな面をフォローしてもらってきた。だから凡さんは伍長を「先生」と呼ぶのではと。
途中の母娘も、きっと凡さんに拷問された後に殺されちゃったのかな、可哀想にな……と思っていたけど、この感じだと、たぶん不必要に苦しませたりはせずに、一瞬で殺してもらえていることでしょう。幼女のほっぺた切るのはあかんけどな!!
伍長は熊田という部下のことを「熊さん」とニックネームで呼んでいます。そう思うと、凡さんも本名ではなく、凡田とかそういう名前なのかもしれません。
部下や友達をニックネームで呼ぶ伍長、可愛いねえ。
ラストの場面でここまで今までの場面への印象を覆してくるとは。何度も読み返したくなる作品です。
しかし凡さん以外の相手には冷たく容赦がありません。
戦場にいる中でそうならざるを得なかったのかもしれません。または最初から感情を麻痺させて凡さん以外は切り捨てながら来たのかもしれません。
いずれにせよ彼の最後の最後の人間性を凡さんが保っていたのでしょうね。
伍長、あなたの拷問で国は守れていますか?
アヘン密売だけではない。戦争の闇も描いているのだなと思いました。
改めて好きです長谷川伍長。
ところで。
91話まで読むと、あくまで伍長は国の為に頑張っている人間で、拷問好きの変態というのは演技の可能性が出てきました。
考えてみれば、ハァハァ言っているのは拷問中よりも拷問前です。あれは相手を怯えさせるためのキャラづくりなのかもしれません。
少し残念な気もしますが……いや!
仕事の為にここまで恥も外聞もない変態演技ができるとしたら、それはそれで、いい! そそる!
そのプロ根性に惚れ直すっ。
たとえお国のためだとして!
いったい何人の人間が!
日本男児が!!
同性と異性と子供の前で変態アへ顔ハァハァ晒せるというのか!?
毎度毎度迫真の! 真阿片キメたときのようなアへ顔を作るんだぞ!? 並みの精神でできるか!?
彼こそ真の大和魂の持ち主ぞ!!
あ、でもリンに拷問具つけながらハァハァ言ってた……リンへの敬意からかちょっと自重しつつ……。演技ならあそこは必要か? やはり国のためもあるが、拷問大好きなのも性癖なのではないか!?(リンへの拷問でハァハァするのは割と越えたらいけないラインだぞ)
それはそれで業が深くてよいぞ!
拷問好きというふうに自分の心を改変しないとやってられないから、気が付いたらこうなってしまっているという線もあるかもしれません。
または、「両親すら憎しみの対象」という部分に何か根深いものがあるのかもしれません。家族愛を利用して拷問すること多いし。
とりあえず次にハァハァしたときに演技かガチか見極めることにします。
また長谷川伍長がハァハァしてくれるのを楽しみにしています。
〜その他〜
「女は買えましたか?」
伍長のお洒落でゾッとする演出。好き!
(7巻135ページ)
凡さんとの晩御飯タイム。可愛い……。そのお弁当は自分で作ったの? 凡さんが作ってくれたの? 指パッチンしたらアヘン中毒者出てくるのはどんな仕組みなの?
この漫画はいろいろな種類の悪役が出てきます。主人公からして密売アヘンをばら撒いては廃人を製造していくという大悪党です。
しかしどの悪役も魅力的です。
どんなに残虐な印象で出てきた敵も、どこかのタイミングで印象を覆してきます。
夢も希望もない貧困の世界で、誰もが綺麗でいられるのか?
立場が変われば味方、敵。それだけではないのか?
世界情勢の危うい今の時代に、決して他人事ではない問いを投げかけてくる作品です。
「後悔も懺悔も必要ない 強者のまま死ね 野良犬からの餞別だ」
これは、キリル(味方のロシア人)が、大切な女性を拉致した敵の死に際に言った言葉です。
敵が後悔を口にしかけたとき、それを遮っての言葉。
大切な人を傷つけようとした相手にこれが言える。格好良すぎです。
キリルは自分も決して綺麗ではなく汚れながら生きてきた、そしてこれからも生きていくのをわかっている。だから極悪人にもこんな言葉をかけられるのでしょう。
長谷川伍長も「地獄行き」は自覚しています。
リンですら自分の運命を「あなた(勇)と共に死ぬか あなたを守って死ぬか」と覚悟を決めています。
一番、自覚や覚悟がないまま悪事を働いているのは主人公なのかもしれません。そこへの落とし前はいつかつくのでしょうか。楽しみなような、怖いような。
アヘン鑑定する根岸医師も好きです。アヘンを吸いながらアへ顔をぐっとこらえた! すごい!
「なぜですか あれほど快楽を感じていたのに」と恥ずかしいツッコみもされてしまっていますが、それにもクールに返事しています。
中華マフィアのボスも、実はけっこう好きだったり。渋くて素敵。
主人公グループは全員魅力的です。
勇はピュアで誠実で仲間想い。特に上海編で踊り子の子を不器用な踊りで助けるところ、「お礼」を受けずに弟や妹の話をするところ。踊り子の弟を見てほほ笑むところ。うっかり惚れそうになりました。
繰り返しますが、表情が本当にうまいんですよね。
麗華は冷静で冷淡に見えるけどやっぱり仲間は切り捨てない。そして美人。チャイナ美人。究極完全体なチャイナ美人! チャイナ好きは麗華目当てで読むのもアリなくらいの超絶完璧なチャイナ美人です。
リンは頭脳派で子供だけど有能、でも子供なりにピュアなところがとても可愛い。
バータルは一人は必要な女好きキャラクター。でもクズじゃない。強くて優しい。何気に多国語通訳というインテリ。
キリルは若くてちょっとクールなロシア人。きざな台詞と一緒にカーチェイスを繰り広げて格好いい。
クァンは闇医者。女だけど男前な性格で格好良い。
「私の信念を教えてやろうか それは人を救うことじゃない 人を見捨てないことだ」
これは名言なのですが、この時の怪我人は伍長が連れてきた密売アヘンを探す関東軍に撃たれたわけで、つまり原因は主人公なわけで……。終盤ではクァンを助けに主人公陣と来るのですが、とんでもないマッチポンプというか、悪い冗談のような展開です。というか、伍長のやる拷問って全部主人公の密売アヘンのせいなんだよなあ。
まだ世界大戦の始まる前の時代……
日本・満洲・中国・モンゴル・ロシア。この多国籍スクワッドで、戦争が起こった後にどうなるのか。考えると暗澹とした気持ちになります。
大好きな漫画ですが、一点だけ気になることが……。
豚のハナコどうなったん?
動物好きとしてはどこかで幸せに暮らしていることを祈っています。
買ってしまった紙の本。
(8巻)
いい笑顔だなあ。と見とれていたら、よく観ると手にとても怖いものを持っていらっしゃる……。満の文字が耳の下になっているの、愛を感じます。
大戦前という退廃しきる前の儚いロマンを感じる舞台設定。王道でわかりやすいストーリー。ダークな設定。魅力的なキャラクター。好みドンピシャな絵柄。
というわけでかなりハマってしまった一作です。
少々ご都合主義だったり史実とは違う部分があったりするようですが、私のような「こまけーこたぁいいんだよ!! 好みの絵柄と好みのキャラと好みの展開をもってこい!!」タイプには楽しく 読むことができました。
※追記
138話まで読了。
ううん……こういう、一線を越えた胸糞展開がないのも好きな所だったのですけどね……。
とりあえず最後まで見届けようとは思います。
144話まで読了。
138話で、どうしようかと思ったのですが、勇が春鈴を布をかけて綺麗にして傍にいたこと、復讐の引き金を引いたことで少し救われました。
また、踊り子のナナがひどい死に方をしたことについて、誰もあまり言及していないのにもにょっていたのですが、バータルがあの双子(自分が勝てるかわからないくらい強くて残忍そう)に「こんな奴らは生かしておけねえ」と立ち向かう所ですっきりしました。
読むのやめかける胸糞展開に、ギリギリのところでフォローを入れてくれるのはありがたいです。
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