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会田誠展、「児童ポルノ」「差別」と抗議を受ける
〜美は見る人の目の中にある〜
2013年2月7日報道

 
 森美術館(東京都港区)で開催している会田誠展「天才でごめんなさい」について、市民団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」から抗議が寄せられていることが7日わかった。
 会田誠さんは過激な性表現などで知られる現代美術家だ。
 問題とされたのは手足を切断され首輪をつけた少女が微笑んでいる「犬」シリーズなど。
 美術館側は、過激な表現について入場者に事前注意したり、特に過激なものは年齢制限を設けるなど対策しており、撤去の意思はないとしている。
 同館は「諧謔(かいぎゃく)と洞察に満ちた会田芸術の本質は、彼の作品の総合的な紹介によってのみ、理解することができる」との見解をホームページ上に発表した。
 また、会田誠さんも「けして単線的に、性的嗜好の満足、あるいは悪意の発露などを目的とすることはありません。また『万人に愛されること』『人を不快な気分にさせないこと』という制限を芸術に課してはいけないとも考えています。発表する場所や方法は法律に則ります」というコメントを発表している。


 このニュースを論じる前に、貴志祐介氏の小説『天使の囀り』から引用したい。

 ゲームばっかりやっていて、人間同士の付き合いが希薄になってしまうのが問題だとかほざく評論家ども。現実の人間関係っていうのは、そんなに大事なものなのか? 殺伐としてて、容赦がなくて、恋愛にしたって、やたらと即物的で、情緒なんか、全然ないじゃないか? 心優しい人間は引くよ。当然である。あたりまえだ。
 それなのに現実の中では対象が見つからなかった真実の愛を、ヴァーチャル・ヒロインに向かって注ぐことが、そんなにおかしいのか? 彼女たちは現代の女性から失われてしまった、美しい要素全部の集大成なのである。それなのに、誰にも迷惑なんかかけてないのに、なんで、おたくとか、変態呼ばわりされなければならないのだ? 生身の人間とゲーム感覚で恋愛をして、簡単に捨てたり裏切ったりして、深く深く相手を傷つけても平気なような奴らから、どうして人を傷つける怖さを知っている人間が、見下されなくてはならないのだ?

「サオリストさん」という美少女ゲーム好きの男性キャラクターの書いた文章です。彼の言うことがすべて正しいとは思いませんが、自分はとても悲痛な訴えを感じました。

 本人が芸術というなら、芸術でいいじゃないんですか。
 好きなものを好きに作れないなら芸術家する意味なんてないのではないですか。
 商業作家じゃないんだから。

 絵のほう(ネットで)観てみましたが、自分はそこから犯罪教唆や差別推進のメッセージなんて一切感じませんでした。
 作者さんが「これは差別や犯罪を助長するために描きました」と言わない限りは、そんな風にメッセージを受け取るのは観る人間の心の問題でしょう。
 こういう作品は好き嫌いが分かれるから、嫌な人は嫌かもしれないが、好き嫌いでやめろっていうのはどうなのでしょう。
 最初に注意喚起もしているなら問題ないかと思いますが。

 この件に限らず、フィクションの作品を規制しようとするのは、反対です。

 表現したいものが自由に表現できないって本当に辛いです。
 自分の場合ですが創作活動というのは生きがいでもあるしストレス発散も兼ねています。
 現実で人を殴ったり暴言で傷つけたりしてストレス発散するよりよっぽど健全でしょう(笑)。

 むしゃくしゃして犯罪に走りそうな人たちは、とりあえずお絵かきしようぜ! スポーツでもいいぜ! 
 違う方向にエネルギーの発散できるって大切なことだよ!(笑)

 世の中にはいろいろな欲求を持った人がいる。
 ロリコンだっているだろうし破壊願望のある人もいる。
 だが現実に罪を犯さない限りはその人たちは善良な市民です。
 そういう人たちがフィクションの過激な作品を観て、ストレス発散できるのなら、それはとても意義のあることではないでしょうかね。
 大事なのは現実で人を傷つけないという気持ちだと思います。

 自分も割とエログロナンセンス好きですが、現実とフィクションは全く別です。
 現実社会における暴力は正当防衛以外は認めないし、冗談以外で暴言を吐くのも肯定しません。

 自分の好きなものを好きに表現できることが創作者の喜び。そのうえで誰かの人生を少しでも明るくできたなら天にも昇る思いになる。
 誰も悪い影響を与えたくて作品を作ったりなんてしていない。

 もししているなら、非難されてもしかたがないでしょう(個人的意見)。
 ただしそれは本人の口で明言しない限り他人が判断していいことではない。

 そりゃ人間の皮で椅子でも作っていたら問題もあろうが、そういう直接的な被害を与えない限り何を作ろうが自由だと思います。

 絵はフィクションです。フィクションの世界の「差別被害者」「児童ポルノ被害者」は、現実世界には存在しません。

 そもそも会田誠展と、名前を掲げて展覧会をしているわけでしょう。
 どんな美術家さんなのか事前に知ることはできるはずです。
 たまたま観てしまって気分が悪かったなら、そりゃ事前に下調べしなかった側の責任ではないでしょうか。 

 ただどのような意見を持つのも自由だし、抗議するのも自由です。
 表現規制反対派の自分としては、美術館側には批判にめげずに胸を張って最後までやりとおしてほしいなと思います。

 関連ニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130207-00000092-mai-soci
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130210-00000301-bengocom-soci
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130211-00000502-san-cul

 
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